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イタリア旅行記Ⅴ (フィレンツェ)

Category : イタリア旅行記
《ピサのインターネットショップ》
 6月11日朝10時前、ピサのホテルをチェックアウトして、そのすぐ近くにあるネットショップに立ち寄る。ここではローマのお店同様に日本語入力することはできなかったが、このブログを英字の題名にしているため、容易に検索・アクセスすることができた。早速その場で前日に訪れたシエナの写真をアップした。
 イタリアのネットショップは日本で言えばインターネットカフェに当たるものだが、利用者同士の仕切が無く個室性が弱い。長机の上に等間隔に並べられたコンピュータにそれぞれ座って利用し、飲み物などのサービスはなく、自動販売機が1台置いてある程度であるため、カフェという言葉は当たらない。それにしてもイタリアの街にはほとんど自動販売機というものがないため、それが置いてあるネットショップというスペースは充分斬新に見えたりもする。

《フィレンツェへ》
 ピサ中央駅から昼過ぎの普通列車に乗っていよいよフィレンツェに向かった。約2時間ほどでフィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着、徒歩でホテルに向かう。前日に最悪の状態だった両足はマッサージが効いたのか一夜明けると少し回復しているようで、かなりホッとする。
 ホテルはかなり駅から遠かったが、アルノ川沿いの閑静な場所にあり、くつろげそうだ。しかもなんとスイートルームに近い造りの部屋でバス・トイレが2ヶ所ずつあり、ベッドもダブルサイズ。昔の建物らしく高い天井も気に入った。この旅のホテルの中でも、このフィレンツェのホテルが最も快適だった。 チェックイン後早速フィレンツェの街に繰り出し、写真散歩を開始した。





 ローマなど他の街にもいえることだが、フィレンツェという街は特に有名な寺院や美術館といった名所が狭い範囲に集まっていて、徒歩の観光客に優しい街だ。まずはどうしてもこの街を高い場所から撮影したくなり、フィレンツェ(フィオーレ)大聖堂の横にそびえるジョットの鐘楼に登ることに。しかし、ここにはエレベーターがなく、最上階までには414段の石段が待っていた。前日から少し回復を見せていたとはいえ、疲労が蓄積している足腰には厳しい負担だったが、息を切らしながら登った最上階から見るフィレンツェの景色は絶景としかいいようがなかった。苦労は報われるものだとひとり感動しながらそこからの撮影を楽しんだ。414段という石段に恐れをなしてか、この鐘楼に登る人は少なかった。

















 フィレンツェ大聖堂、シニョーリア広場、ヴェッキオ橋と見学したところで、夕暮れが近くなった。この日シニョーリア広場のジェラート屋で間違えて1800円ぐらいもする巨大なメロン味のジェラートを注文してしまい、結局食べきれずに放棄するという失態を演じた。





































 ヴェッキオ橋の両側にずらりと並ぶ宝石店は、ガイドブックなどで知っていたとはいえやはり圧巻だった。ショーウィンドウの宝石を鑑賞しているうちに、いよいよ夕日が沈む頃となり、あわててヴェッキオ橋の中程にある見晴らしの良い場所を確保した。フィレンツェのアルノ川に沈む夕日をヴェッキオ橋の上から撮影する。これが最初で最後かも知れないと思うと感慨深かった。







 翌日のためにウフィッツィ美術館の入場口を確かめてからホテルに帰り、フィレンツェの第1日が終わった。


《フィレンツェ2日目》
 6月12日、この日はフィレンツェで最も権威のある美術館ウフィッツィを見学することに。考えてみればイタリアに来てから、まだゆっくりと有名な美術館で絵画を鑑賞したりしていないではないか。街並み写真撮影に夢中になるのもいいが、やはりイタリアルネッサンスの真髄といわれるウフィッツィ美術館だけは見学しなければと心に決めていた。
 この美術館、連日入場待ちの長い行列ができるとの情報を得ていたが、予約制度があるということを知らなかった僕は予約をしていない。そこで開館時間8時15分の1時間前ならなんとかなるだろうと、朝7時20分ぐらいに入場口に行ってみた。すると、そこに居た入場待ちの客はわずか5人程度、これならば開館まで1時間ほど待てば楽に入場できるだろうと安心したのだが、これがとんだ大間違いだった。8時半になっても9時半になっても美術館が開かないのだ!! 行列はどんどん長さを増し、そのうち予約客でさえも無予約者の列に匹敵しそうな長さの行列を作っている。イタリアという国の時間感覚のズレを甘く見ていた僕の誤算だった。結局開館したのは10時40分、そして開館と同時に入場できるのは当然ながら予約客で、僕らよりもずっと後に来た予約者たちが、どんどん入場していく。それでも、11時前になってようやく無予約者の先頭グループだった僕らも入場できたのだった。入り口に並んでから3時間半が経っていた。
 入場すると、空港と同じようにまず手荷物のエックス線検査があり、その後入場料を支払うようになっている。時間のルーズさにそぐわないそのセキュリティチェックの厳格さには閉口した。
 しかし、この美術館はすごい!! 驚くべきはまずその展示物の多さだ。なんと2500もの絵画、彫刻などの美術品があるのだそうだ。絵画の1枚1枚をゆっくり鑑賞しようものなら何日もかかってしまいそうなぐらい。作者の多彩さにも驚くばかりだが、ボッティチェリ、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどのビッグネームもさりげなく混在している。かつてフィレンツェを支配したメディチ家の財力がどれほどだったか、その一端をこの豪華な絵画コレクションに見たような気がしたのだった。

 美術館を出た僕は、少しフィレンツェ近郊の街を見てみたくなり、また列車のチケットを購入してフィレンツェの隣にある街プラートまで足を伸ばしてみた。あちこちで日本人旅行者を見かけるフィレンツェとは違い、このプラートは静かな街で、日本人どころか街を歩く現地人さえもあまり多くはないといった印象。





 プラートの大聖堂まで歩くつもりでいたが、ここでまた僕の足は思うに任せない状態になってしまった。せっかく列車に乗ってプラートまで来たというのにこの始末、情けなかったが大聖堂は諦めてフィレンツェに戻り、駅地下のネットショップで過ごしながら足の回復を待つことにした。
 ネットショップについては後述するが、ここで2時間ほどかけてメールやブログ更新作業をした後、買い物をしようとタクシーでエッセルンガというスーパーに向かった。英語の通じないタクシー運転手とギクシャクしながらもなんとか目的のスーパーに到着、多少の意思の行き違いがあっても「Grazie!」と言えば必ず「Prego!」という大きな返事が返ってくるところが気持ちいい。
 イタリアのスーパー、少し日本と違うレジの通し方にも、レジ係のおばさんの無愛想さにも多少慣れてきている自分が面白い。数日前まで日本での平凡な暮らしにどっぷりと浸かっていた僕が、今日はイタリアの現地人にひとり混じって日常さながらに買い物をしている。その状況がなんとも滑稽で、それでいてどこか気持良く感じるのだった。
 店を出るともう陽は落ち、薄暗い空を映すアルノ川が綺麗だった。フィレンツェの夜、思えばこの夜は確かに日常のものではなく、もう二度と訪れないかもしれない旅路の夜。夕暮れの静かな空気の中しばらくアルノの川面を眺めながらこの旅の意義を考えていた。



 さあ、明日はいよいよ楽しみにしていたヴェニス行きだ。いつの間にか僕の旅は後半になっていた。

《フィレンツェのインターネットショップ》
 フィレンツェでは、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の地下にあるインターネット・トレインというショップを利用した。今思うとこのお店はイタリアで訪れたネットショップの中では、最もサービスの質が高かった。日本語変換ソフトIMEが登録されており、カナはもちろんのこと、漢字も自由に使うことができる。僕にとって英作文は時間がかかるため、かなり効率が悪い。時間単位で料金を課されるネットショップではやはり母国語を使えるのが一番ありがたかった。また、このお店は大都市にチェーン展開しているそうで、利用者カードを発行してくれるため、購入した時間が余れば別の店でも残りを使えるという長所がある。

 
 次回へつづく・・・。
 フィレンツェの写真をもう少し・・











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テーマ : ★イタリア旅行★
ジャンル : 旅行

Comment

素晴らしいです♪

いつの間にか、
こんなに記事がアップされてる~@@;(笑)
下から、ため息をつきながら、
素敵な写真を見せていただいてきましたよ~♪
足の具合は・・??
気になりますね~^^;
それにしても、よく歩かれたのですね~^^v
だから、こんなに素敵なお写真を
見せていただけるのですよね♪

旅の後半レポも楽しみです^^
でも、無理なさらずにね~♪

マロンさん

こんばんは!
長い記事と写真に付き合って頂き、ありがとうございます。。
重たくてなかなか開かないでしょ・・。すみません。(笑)

足の状態が悪くていくつか行きたい場所を断念したのが
とても残念でした。日ごろから鍛えとけばよかったです。

次はヴェニスの記事です。終わりが近づいて正直
ホッとしてます。(笑)
でもヴェニス写真でまた重たくなりそうですが・・。
また見てもらえると嬉しいです。
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