スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

イギリス・アイルランド旅行記Ⅴ

Category : イギリス・アイルランド旅行記
《リバプールからアイルランドへ》

 5月1日、リヴァプールのジョンレノン空港を飛び立ったライアンエアの飛行機は、イギリス本土を離れ、アイリッシュ海の上空に。1時間ほどすると、下界に陸地が見えてきた。おー、あれがアイルランドだ、僕はついにここまできたんだ。
 アイルランドまで足を伸ばそうと思ったのには理由がある。数ヶ月前に司馬遼太郎の「アイルランド紀行」を読んでから、僕は漠然とそのうちアイルランドをこの目で見てみたいと思っていた。でも実はそれがこんなに早く実現するとは思っていなかった。仕事はもとより他の社会活動に追われる毎日の中、到底無理だと思っていた旅が、ほとんど衝動的に立てた計画によって実現した。実際に行動してみれば、意外と難なく叶う願いもあるものだなあと、僕は少し目を細めながら眼下に広がり始めたアイルランドの大地を見つめた。苦難の歴史を持つカトリックの国アイルランド、どんな街並みや風景があるのだろうか。


初めて見るアイルランドの大地



ダブリン空港付近 着陸間近


《入国審査!!》

 そして無事にアイルランド・ダブリン国際空港に着陸、意気揚々と入国審査を済ませようとしたところ、少し意地悪な審査官に止められてしまった。同じEU圏内だから入国審査もないだろうと思っていただけに不意打ちのような出来事だった。
 「入国の目的は何ですか?」
 「えっと、観光です。」
 「ほんとに観光ですか?」
 強く訛った英語で聞き取りにくく、何度も聞きなおすが、相手も根気よく聞いてくる。どうやらダブリンでは一人で来る東洋人がめずらしいらしく、何か他の目的をもっているんじゃないかと疑っているようだ。
 「ええ、ほんとに観光です。」
 「じゃあ、いくつかダブリンの観光名所を言ってみなさい。」
ときた。
 「えっ、観光名所ですか?えっと・・・・・、あっ、トリニティカレッジ!」
 「ふむ。じゃあもうひとつ挙げてください。」
 この質問攻めには正直参った。僕は確かに観光目的で来たのだが、目的は街歩きと街並み写真であって、実はダブリンの名所をよく知っているわけではない。とりあえず着いてからガイドブックで研究しようなどと目論んでいた自分にとって、この状況は想定外だった。「アイルランド紀行」で得た予備知識も、この突然の質問に対応できるほどのものじゃなかったらしい。
 「えっと・・・、うーん・・・、すみません出てきません。」
 「あなたは本当に観光目的?ビジネスか何かじゃないんですか?」
 「違います。ビジネスじゃなく、ただ街を歩きに来たんです。」
と、動転しているためか、またおかしな返事をしてしまった。それでも、
 「何日間の滞在ですか?」
 「2日間です。」
 「どうぞ、行ってください。」との言葉。
 ああ、よかった。後で考えれば、入国審査では当然の質問だろうが、少しでも疑いの目を向けられると、こんなに緊張するものかと、早くなった脈を感じながらそう思った。それにしても適格な答えを返すことができず、少し後味の悪い入国ゲートだった。そしてこの後、空港の出口の前で、こんどは警備員に止められて、僕だけ手荷物検査をされるというおまけまで付いてきた。
 疑われたのは、革ジャンにサングラス、そして無精髭という怪しげな風貌のためかも知れないが、それにしてももう少し東洋人の一人旅にも理解を示してほしいものだ。
 

トリニティカレッジ内の風景


《旅人同士》

 実はこのダブリンで、僕は少し冒険?の予約をしていた。海外で初めてホステルに宿泊することになっていたのだ。ホステルの部屋はドミトリーと呼ばれ、数人の旅行者との相部屋、しかも2段ベッドで寝泊りすることになる。
 ダブリンの中心でコノリー駅のすぐ近く、予約していたアイザックホステルに入ってみると、さすがにロビーは旅行者風の若者であふれている。緊張しながらのチェックインだったが、フロントの若者は親切だった。部屋には2段ベッドがふたつ、僕はそのうちひとつの上ベッドに割り振られた。なんとルームメイトは男女混成、やはり皆旅行者のようで大きな荷物をベッドの脇に置いている。決して積極的に他人に話しかけるほうではない僕だけど、同じ部屋とあっては話さないわけにも行かない。それに、荷物の安全のため、ルームメイトの人柄を推し量る必要もある。勇気を出して話しかけたところ、幸い、皆感じのよい人たちだった。パキスタン人の医師ハミードは北アイルランドのベルファストの病院に勤めていて、ダブリンには試験のために来ているらしい。それにちょっと太目の女の子(名を忘れてしまった)はイギリス人で、オーストラリアに2年滞在した後、ダブリンに仕事探しに来ていて、明日は応募先の面接だそうだ。うーん、やはりホステルの客は様々だ。
 そしてもう一人、粗末な細長いテーブルで黙ってパソコンに向かっている若者がいた。彼はデイビッドというカナダ人の青年で、大学院を卒業する前に、1年間の旅(主にヨーロッパ)をしているのだそうだ。大学では国際関係を専攻していたらしい。フレンチ訛りの英語でかなり聞き取りにくいが、とても陽気で親しみの持てる、それでいて知的な感じもするスマートな青年だ。好感の持てる相手だということはすぐにわかり、僕らは食事をしながらお互いの国について楽しく話をした。彼はダブリンの滞在は4日目だそうだが、翌日は僕のダブリン見学に同行してくれることになった。


ダブリン風景



グラフトンストリートあたり


 翌朝、デイビッドと2人でトリニティカレッジへ。彼にとっても異国の地ではあるが、なんといっても同じ英語圏の国から来ているという強みがある。積極的に何人かの通行人に話しかけてカレッジの入り口のある方向を聞いてくれた。こんなとき、日本でしか使えない日本語と、多くの国で通用する英語、その違いを思い知らされるのだった。無事にトリニティカレッジを見学、アイルランドの至宝と呼ばれる装飾福音書「ケルズの書」も見ることができた。
 この後一旦デイビッドとは別れ、ひとりで街並み撮影をしながら国立考古学博物館、聖パトリック大聖堂、クライストチャーチ大聖堂、オコンネルストリートなどを見学した。さすがにアイルランドの首都だけあって、ダブリンは賑わいのある街だ。ロンドンと比べると、幾分人種の違いが少なく、黒人や東洋人をあまり見かけない。特に日本人らしき姿はまったくなかった。


聖パトリック大聖堂



町の中心を流れるリフィ川



オコンネルストリート辺り



オコンネルストリート辺り



オコンネルストリート辺り


《ダブリン近郊の街へ》

 ひと通りダブリンの市街地を歩いた僕は、少しアイルランドの田舎の風景を見てみたくなり、急に思い立って近郊の街サリンズまで列車で往復してみることに。ダブリンのヒューストン駅から片道30分ほどの小旅行だ。
 列車が走り出し、ダブリンの街中を抜けると、アイルランドの田園風景が広がった。やはりイングランドと同じく平坦な地形で、見渡す限り田畑や牧草地が広がっている。本当に綺麗な風景、市街地とは対照的な牧歌的情景だ。


サリンズの風景



ダブリン郊外の風景


 サリンズへの小旅行を終えて、ダブリンに戻ると、もう夕暮れが近づいていた。幸い天候にも恵まれて爽やかな写真散歩だった。この後は、少し夜のダブリンを撮り歩くことに。


 次回へつづく・・。




テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

イギリス・アイルランド旅行記Ⅳ

Category : イギリス・アイルランド旅行記
《ロンドンからリバプールへ》

 4月29日、この日はロンドンと一旦お別れし、一路北上してリバプールへと向かう。移動手段は事前にネットで予約しておいた特急列車。予約済みのチケットをこの前日にユーストン駅で受け取っていたので、あとは乗り間違いさえしなければリバプールまで行けるはずだ。ユーストン駅のファーストフードエリアで不本意な朝食(ハンバーガー)を済ませた後、朝10:15のリバプール・ライムストリート駅行きの列車に無事に乗り込み、ホッと一息。前日に歩きつかれていた足にとって、この列車での移動時間はありがたい。


ロンドンのユーストン駅



赤の2階建てバスともしばしお別れ



リバプール行きのヴァージン社の列車


 列車が走り出し、ロンドン市街地を抜けると、車窓には初めて見るイングランドの田園地帯が映し出された。あいにく天候は曇り空だったが、それでもその美しい風景にすっかり目を奪われた。視界をさえぎるものが少なく、どこまで行ってもなだらかな緑の牧草地が続いている。山岳国家に住む日本人にとっては、このような風景はとても新鮮に写る。ところどころに羊や牛や馬が草を食んでいて、異国の一人旅で疲れた神経を和ませてくれる。
 他の乗客がみな新聞や雑誌を読んでいる間、僕は夢中で、もう二度と見ることがないかもしれないこの沿線の車窓風景を眺めていた。


車窓風景


 そして列車は、昼の12:50リバプールのライムストリート駅に到着した。ロンドンからリバプールまでは約300kmほど、2時間半ぐらいの列車の旅だった。
 リバプールは18世紀に諸外国やイギリス植民地との海洋貿易で栄えた港町で、航空機時代の到来によりいったんは衰退したが、観光の街として再生し、ビートルズ生誕の地であることなどからも注目を集めている。
 ライムストリート駅はリバプールのメインステーションなのに、かなりこじんまりとしていて、この街がさほど大きくないことを示している。ロンドンではやはり日本人の姿を何人か見かけたが、さすがにリバプールまで来るとまったく日本人らしき人はいないようだ。早速予約していた駅のすぐ近くのホテルにチェックインすると、フロントの金髪の女性が、僕の日本のパスポートを見て、少し訛った英語で親しげに話しかけてきた。
 「私は日本に住んだことがあるのよ。広島に3年間いたんです。」
 「え、そうなんですか。じゃあ、日本語を話せるんですか?」
 「いいえ、私がほんとに小さい頃だったので。あまり覚えてないから。」
 「そうですか、でも日本にゆかりのある人と出会えて嬉しいです。」
というような会話をした後、わざわざ部屋まで案内してくれて、
 「困ったことがあったらなんでも言ってください」
のひとこと。うーん、相手は仕事とはいえ、旅先で触れるささやかな好意は無性にありがたく感じる。それに、日本とあまり縁もなさそうなこの街で最初に言葉を交わした現地人が偶然にも在日経験者だったというのが何とも不思議で、印象深い一幕だった。


さすがビートルズの街


 僕はヨーロッパの街を歩くとき、まず最初にその街の大聖堂(イタリアではDuomoといったっけ)を訪ねることにしている。その流儀に従って、徒歩でリバプール大聖堂に向かった。大聖堂はリバプールの街を見下ろす丘の上にずっしりと建っていた。そのあまりの大きさに圧倒されるほどで、英国国教の強大な力を感じる。いつもはあまり聖堂の中に入ることはないが、このときはなぜか気が向いたので、少し入ってみることに。
 内部はとても綺麗で、なんと売店やカフェみたいなものまであるようだ。どうやらそんなに古い建物ではないらしい。それにしてもその天井の高さと精巧な造りには驚いた。
 エレベーターで屋上にのぼり、リバプールの街を一望すると何ともいえない爽快感を覚えた。ところで僕はこの街の地理を誤解していた。リバプールといえば、海に面した港町だとばかり思っていたが、実は河口近くではあるが海でなく川に面した街だった。マージー川というらしい。それでも遠くのほうにアイリッシュ海を見ることができる。


リバプール大聖堂



聖堂内部



聖堂内部



屋上からの眺望



遠くにアイリッシュ海が見える



マージー川のほとり


 大聖堂を後にして、チャイナタウンの中を抜けて丘を下り、マージー川のほとりまでいってみた。アルバートドックという港があり、その一角に「Beatles Story」というビートルズの博物館がある。中に入ってしばらくビートルズの世界に浸ってみた。高校ぐらいのときよく聴いていたっけ。
 リバプールの港付近は今ちょうど大開発の最中で、ショッピングモールのような巨大な建物がいくつも建設中のようだった。機内誌で読んだところによると、この街はヨーロッパ文化都市のひとつに選ばれ、今まさに観光開発に注力しているところらしい。


マージー川


 泊まったホテルの1階は、地元民のためのライブハウスになっていたらしく、夜遅くまでロックの強いビートが響いていた。さすがにビートルズの街だと思った。安宿だったけど、スタッフは終始とても親切で、とても暖かみのある場所だった。


リバプールの街角



St.Georges Hall


 リバプールの街、坂道が多くて港を挟むように市街地が広がるあたり、少し長崎に似ていると思った。日本と遠くはなれたこの国で、長崎を連想しているというのも奇妙な話だ。地理の特徴だけでなく、少し人の好意に触れたことで、懐かしい故郷の街を思い出したということだろうか・・。
 リバプールはそう大きな都市ではなく、見所は街の中心部に集まっているため、この日一日で満足できる写真散歩だった。さらばリバプール、また訪れることがあるだろうか。明日はいよいよアイルランドに渡り、ダブリンの写真散歩だ。


 次回へつづく・・。


テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

イギリス・アイルランド旅行記Ⅲ

Category : イギリス・アイルランド旅行記
《ロンドンの街歩き2》

 4月28日、大英博物館の見学を終えた時点で、普段あまり長時間歩くことのない僕の足は悲鳴を上げ始めていたが、この貴重な時間を無駄にすることはできないため、写真散歩を続行。いよいよロンドン経済の中枢であるシティを見に行くことにした。地下鉄のTottenham Court Road駅からBank駅に向かう。
 


博物館から地下鉄の駅へ



地下鉄の改札



シティの中心にある地下鉄Bank駅 この洒落た地下鉄のロゴがお気に入り


 Bank駅を降りて、地上に出てみるとそこはもうシティの中心。いきなり王立証券取引所をはじめ、荘厳な建物が所狭しとそびえ立っている。ここがロンドンの街の発祥地であり、この街を世界三大経済都市のひとつまでに発展させる原動力となった場所なのか。やはり建物も道路も人々も、何もかもが整然とルールどおりに存在しているような気がする。さすがに他の場所と違い、スーツを着込んだビジネスマンの姿が目立つ。伝統的なスタイルと近代的なスタイルの建物が混在する興味深い経済地区だ。平日の勤務時間帯だったためか、通りを歩く人はわりと少なかった。皆が働いているときに写真散歩なんて、少し不謹慎な気もしたが、彼らにとっての日常は僕にとっては非日常であり、その非日常の興奮を感じながら歩くのが旅行者の特権でもある。そんな変な理屈をこねながら、初めて見るシティの雰囲気に浸り散歩した。


王立証券取引所



ギルドホール



ロンドンでよく見る黒タク



シティではカフェにいるのはビジネスマンばかり



シティ周辺の通り


 シティを満足するまで歩いた僕は、いよいよタワーブリッジに向かうことにした。またBank駅から地下鉄に乗ってTower Gateway駅まで。地上に出ると、少し遠くにタワーブリッジが見えた。本当に優美な姿、どうしてこんなに凝った橋を造る必要があったのか不思議だ。もしかすると、ロンドンの玄関口にこのような壮観な橋をおくことで、船でこの街を訪れる人々にロンドンの繁栄ぶりを示そうという意図があったのかな、とも思う。(これはまったくの私見)
 タワーブリッジの下で、少し旅路の思いに耽りながら、水量豊かなテムズの流れをしばらく眺めていた。



ロンドンのシンボルのひとつ タワーブリッジ


 タワーブリッジを後にして、大英図書館を見学するために、また地下鉄でSt.Pancras駅へ。ところが、大英図書館に到着し、中に入ろうとすると警備員に止められた。なんともう閉館時間なので中には入れないとのこと。時計を見ると午後6時ごろ、確かに閉館するのもうなづける時間だった。仕方なく少しこのあたりを歩いてから、ロンドン一番の繁華街ピカデリーサーカスに向かうことに。


大英図書館


 地下鉄でPiccadilly Circus駅へ。中世スタイルの建物の中に、突然大きなネオンが現れた。この場所だけにネオンが集まるのが面白く、多くの人々が夢中にカメラを向けていた。この日は昼間から曇りがちだったが、ここでとうとう雨が降り始めた。イギリスは雨の多い国だということは知っていたため、それは覚悟をしていたことだった。むしろ、ロンドンの霧のような雨に体を濡らしながら歩くことに、不思議な心地よさを感じたのだった。


ピカデリーサーカスのネオン



ピカデリーサーカス周辺の建物


 この日は丸一日ロンドンの街歩きだったため、とにかく足の疲労がひどかった。それに、異国の地で夜の一人歩きをしているとろくなことはないと、去年のイタリア旅行で学んでいたため、この辺でホテルに引き上げることに。
 ロンドン、さすがに大きな街だ。それに、日本の大都市と決定的に違うのは、様々な人種の混在度が高い。白人、黒人はもちろん、東洋人(特に中国人)、アラブ系など、とにかくバラエティ豊か。反面、東京のように人間が密集している印象はあまりなく、人ごみが嫌いな僕もあまり不快感を覚えることがなかった。
 さあ、明日は一旦ロンドンとはお別れし、特急列車でリバプールへと向かう。きちんと列車に乗れるのか少し不安はあるが、またひとつ見知らぬ街へと向かう僕の心は躍っていた。リバプールはどんな街だろうか・・。

《ロンドンの地下鉄》

 ロンドンでの移動は、やはり地下鉄が便利。ロンドンでは地下鉄という言葉はSubwayではなく、Underground。そして、通称Tubeと呼ばれている。地上の鉄道網は東京と比べるとかなり劣っている印象だけど、地下鉄はとても発達していて、市内のどの名所にも必ず地下鉄の駅がある。本数はとても多く、どの駅でもホームに行くと1~2分ぐらいで必ず列車がやってくる。東京や大阪と同じようにたくさんの路線があるが、改札を入ってからの案内表示もとてもわかりやすく、土地勘のない旅行者でも簡単に乗りこなすことができる。それに、どの駅にも必ずTubeMapという携帯用の小さな路線図が置かれていて、自由にもらうことができるため、どの路線でどの駅まで行けるのか、簡単に調べることができる。料金は、ゾーン制となっており、どのゾーンからどのゾーンに移動するのかで運賃が決まる方式。乗車の都度チケットを買うとかなり割高だが、一日券を買えば1800円ぐらいで一日乗り放題となるので、僕のように時間の限られた旅行者にとっては便利だった。


地下鉄のホーム




次回へつづく・・・。




テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

イギリス・アイルランド旅行記Ⅱ

Category : イギリス・アイルランド旅行記
《ロンドンの街歩き》

 4月28日の朝、8:30からロンドンの写真散歩を開始した。幸い天気にも恵まれ、快適な街歩きとなりそうだ。まずはホテルのあるEarls courtという駅から地下鉄に乗り、中心部のトラファルガー広場に向かった。


宿泊したホテル 少し豪華に見えるが実は手ごろな価格だった



ホテルからEarls court駅へ



トラファルガー広場


 トラファルガー広場を起点に、まずは徒歩で国会議事堂(ビッグベン)へと向かう。ロンドンの街は、やはり伝統的な古めかしい建物も多いが、やはり経済大国だけあってモダンなビルも混在し、さすがにイタリアの街(フィレンツェやヴェニスなど)ほどは景観に対するこだわりはないように見受けられた。しかしビッグベンやウェストミンスター寺院の姿はやはり綺麗で、ここに来て初めて、自分がロンドンにいるということを実感した。



ロンドンといえばやはりこれ




国会議事堂(ビッグベン)




ウェストミンスター寺院


 最も見たかった上記2つの歴史建造物をゆっくり見物した後、いよいよ大英博物館へ。大英博物館は、ロンドンの中心部にあり、広大な敷地と巨大な建物を持っている。そして、特筆すべきは入館料のこと、実は大英博物館の入館料は無料なのだ。物価の高いロンドンのことでもあり、博物館の料金もさぞ高いのだろうと思っていた僕にとって、これは意外だった。しかし無料というのはありがたい。
展示物は途方もなく多く、ずべて見ようと思えば、確実に丸一日以上はかかるに違いないが、僕の短い旅行日程の中の一日を博物館見物に費やすこともできない。それにしても世界の価値ある品々を集めたそのコレクションは、はやり素晴らしいものだった。


いよいよ大英博物館へ



これがロゼッタストーン



館内には日本文化を紹介する一角がある



なんと銅鐸まである


 大英博物館を急ぎ足で見物し終えた時点で、まだ午後2~3時ぐらいだったため、この後はロンドンの金融街シティとあのタワーブリッジを見に行こうと決めた。


ロンドンの街角


次回へ続く・・。


テーマ : 旅の写真
ジャンル : 写真

イギリス・アイルランド旅行記Ⅰ

Category : イギリス・アイルランド旅行記
【イギリス・アイルランド旅行記】
 
 2008年4/26から5/6日まで、イギリス・アイルランドを一人で旅してきました。これから何回かにわけて、旅先で撮影した写真と自分の記憶に少しでも価値と意義を与ようと、ささやかな旅行記を載せてみたいと思います。毎日は更新できないかもしれませんが、必ず完成させようと思いますので、興味のある方にご覧いただければ幸いです。

2008/5/7 Tomo




《旅立ち》
 
 初めて英国を訪れるというのに、旅立ちの朝も過剰に興奮するということはなく、僕は意外に淡々と身支度を整えた。それまでの仕事生活からの心の切り替えができていなかったこと、それに去年のイタリア旅行によって少しは旅慣れ、飛行機に弱いと思っていた耳の不安も消えていたことが理由かもしれない。だけど一方で、明らかに日常とは違う、胸の奥でくすぶるような高まりもやはり感じていた。
 英国を訪れようと思った理由はいくつかある。そのひとつは、曲りなりにも英米学科を卒業した者として、やはり英語が生まれた国を見ておくべきだと思ったから。いや、というよりも、外国語を学ぶのには恵まれていたはずの大学という環境に身をおきながら、当時の未熟さから留学を怠って熱心な学習をしなかった結果、他の分野に進まざるを得なかった自分に、少しの試練と成長を与えたいというような、何やら奇妙な心境も伴っていたように思う。しかし何よりも大きな理由はやはり、知らないものを知りたい、触れたことのないものに触れてみたい、経験を得て見聞を広めたいという純粋な願望によるもの。そもそも人を旅へと駆り立てるのは、常にこの種類の願望に違いないと思う。
 それにしても今は便利な時代になったもので、航空機のチケットや現地のホテルの手配、さらには現地での移動手段となる鉄道やローカル航空会社のチケット予約まで、すべてネットを通じて前もって自分で済ますことができた。その反面、旅の行程についてプロのチェックやアドバイスを受けていないという不安もある。未知のものに触れる興奮、一人旅への不安や一抹の愁傷など、胸中には色々な感情を抱えていたが、それはそれで、とにかく行こう!とばかりに僕は空港へと向かった。



 香港乗り継ぎだったため、なんと成田から18時間もかけて、4月27日の夜にロンドンのヒースロー空港に降り立った。初めて踏む英国の土、感慨に浸りながら写真散歩を開始したいところだったが、あまりの疲労のため、この日はそのままホテルに直行することに。地下鉄ピカデリー線でホテル周辺まで向かうことにしたが、情けないことに切符の買い方がかわらない。日本のJRや地下鉄ならば券売機の上にあるはずの各駅名を表示した路線図がここにはないのだ。これは、ロンドンの地下鉄が、日本の地下鉄とはまったく違うゾーン制という方法を採用しているためだった。街の中心部をゾーン1として、中心部から遠ざかるにつれてゾーン番号が上がっていき、ゾーン6まで存在する。チケットの値段は、このゾーン1から6までのいくつのゾーンをまたがって移動するのかによって決まっているのだった。このことを理解するのに15分ぐらいはかかったろうか、さらに券売機と苦闘し地元民のひんしゅくを買いながらようやくチケットを購入して地下鉄に乗車。ホテルに到着した時はもう午後11時をまわっていた。


ロンドンの地下鉄ホーム




地下鉄内部


ヘトヘトの状態でホテルに入り、この旅の長い一日目が終わった。


次回へつづく・・・。


テーマ : 旅の写真
ジャンル : 写真

プロフィール

Tomo

  • Author:Tomo
  • Author : Tomo
    長崎生まれの出雲人

    Pictures and
    Occasional thoughts

    使用機種:
    Nikon D5000
    iPhone4など

    Link free
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
フリーエリア

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。